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農家では、以前から動物や植物に音楽を聴かせて育てている。それで肉質が良くなったり、発育が良くなったりしたとか。

だったら納豆に聴かせてみてらどうかな?豆や納豆菌だって生き物だし何かしら良い結果がでるはずだと思って…。
《代表 佐藤雅寛 談》

 確実な科学的根拠があるわけではありませんが、私たちは納豆たちに『癒し』を与えています。癒しを与えるために工夫、こだわりっているのが「炭火」と「音」です。

 炭火は地元の炭焼き職人から購入したものを使用しています。機械を使って作業するのと違って、時間の管理、温度管理は大変です。しかし、炭火独特の柔らかで優しい熱とそこに含まれる遠赤外線が、18時間から20時間ほどかけて、豆をじっくりとゆっくりとおいしい納豆に発酵させてくれます。

 私たちの工場ではクラシック音楽が流れています。曲は「モーツァルト 交響曲第25番第1楽章」。職人が楽しむためではなく、納豆たちに聴かせ「癒し」を与えるためです。モーツァルトを選んだのは、自然界に存在し、癒しを与えると言われている「1/fゆらぎ」があると聞いたことがあるから。
 「農家では、以前から動物や植物に音楽を聴かせて育てている。それで肉質が良くなったり、発育が良くなったりしたとか。だったら納豆に聴かせてみてらどうかな?豆や納豆菌だって生き物だし何かしら良い結果がでるはずだ。」と思いつき、科学的根拠はありませんが、発酵室にサウナ用の高温多湿に耐えられるスピーカーを取り付け、毎日納豆たちに聴かせています。

 豆も納豆菌も生き物なのですから、よりストレスの少ない、少しでも癒される環境で発酵させてあげた方が絶対においしい納豆になってくれると信じています。そのかいあってか、多くのお客様から良い評判をいただいています。